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2011-07-26 Tue
7月19日のブログに企業における困難を乗り越え成長を迎えるには~松下!なぜ「危機を飛躍」にできたのかで、松下電器についての本の感想を書いてから、松下幸之助という人物が気になって気になって、『松下幸之助』という人物が知りたい!という衝動が止まらなくなってしまった。
そして、借りた本が
「エピソードで読む松下幸之助」 PHP総合研究所/編著です。
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読み進めるうちに、一つ大切な事に気づくというより、教えられた。
「松下氏が生きぬいた時代と、今の時代は、表面的には違うが、やはり似ている!何も、変わらないではないのか?」という言葉が頭に浮かんできた。
石炭の不足によるエネルギー転換。そして、不況沈滞の世の中からの成長。
戦後からの立ち直り。何もかも、現代と変わらない!
そして、、、
やはり、人間の本質は、何も変わらない!そして商売の本質も変わらない!
そして、ようやく、気づかせてくれる。
人間の本質は「心」であり、商売の本質は「人の心をつかむ」という事なのだ!
「商売とは物を商品を売るのではなく、気持ちを共感してもらうということなのだ。」
ということを。
昨日電車の中で本書を読んで、此のことに気づいたときに、全身に颯爽とした心地よい風が流れたような気がした。松下氏が、授業をしてくれたような気もした。
松下先生!授業料を払うのはまだまだ先になりますが、本書に出会えたこと感謝しています!
■松下幸之助の人間観
本書は、まえがきに素晴らしい言葉がある。
「・・・人間は、いわばダイヤモンドの原石のようなもので、だれもが磨けばそれぞれに光輝く無限の可能性を秘めている・・・」~本書より
松下氏の人間を信頼し、尊敬するという人間観を的確に表していると思う。
そう、松下幸之助という人物は周りを感動という美しい世界に巻き込んで、生きる喜びを共感させてくれる人物なのだろう!
■失敗とは
我々人間は、生きていれば必ず挫折や失敗に直面する。
そんな時、人は、失敗から学べという、しかし、
松本氏の姿勢は、さらに的確であった。
「一度目は経験、二度目は失敗」~本書より
この言葉は、単純に失敗と向き合うという姿勢だけでなく、困難や問題に挑戦するという姿勢すら見えてくる、前向きな後押しの言葉と受け取れる、ポジティブな、前向きなフレーズである!
■いかに、独創性を産むか~求められる個人
物が、あふれた現代において、独創性という物が重宝されている。
それは、現代が恵まれたという事と、その人の本当の思考、オリジナリティが求められているという大変に楽しい時代であるということである。
その、独創性という物についても、松下氏は言及している。
「・・・まったくの独創かというとそうやない。やはり小さいときからの奉公でいろいろ教えてもらったりしたことが頭に残っていて、そういうものがひらめいて自分を生かしてるわけや。商売でもみんな行き方が違う。それでそれぞれに成功している。だからこういう行き方でないとあかんということはないわけや。やはり自分というものを発見せんとね」~本書より
■お金よりも大切なものは存在する。
「心を売ってはならん」~本書より
商売において、利益を出すということは、何よりも大切なことである。利益を出し、社員に給料を払い、会社を続けるためには、
しかし、どんなことが有っても、売ってはいけないものがある。
それこそが、その会社の心である。企業理念といってもいいだろう。
現代において、市場は日本を飛び出し、海外にまで拡大している。
日本とは全く違う土壌に根付いた市場もある。
確かに、利益を追求することは大切である。
しかし、利益以上に、大切なものがある。
松下氏のこの言葉は、現代において大切な言葉である。
隣国に日本の大切な精神を踏みにじられそうになる。しかし、我々は我々の尊い精神を売ってはならない。
それは、ビジネスだけに限らないだろう!
■最後に問われるのは、スキルではない
「・・・はたから見ると、ばかばかしいと思われることでも、志を立ててそれをやり抜く心意気、自分が“これ”と決めたものには命をかけて邁進する心意気に感動を覚えたのである。」~本書より
最後に、本当に問われるのは、スキルなどの小手先や頭の良さなどでは無いのかもしれない!
困難に向き合う「志」こそが問われる。
困難に向き合うその人の、能力が問われるのではなく、その人の心が問われる。
■できないという考えを捨てる。
どうしようもない、問題、困難に出くわし。できないという言葉が頭に浮かぶことがある。
そのような時に、どうするか?
問題の根本に立ち戻ることで、まったく新しい視点に切り替える事が求められる。
「・・・まず、“できない”という考えを捨てることや。そして一から新しい方法を生み出してはどうか。」
部分的な問題に思考の足を引っ張られるのではく、新しい発想にする事で、問題を新しく見るということである。
■困難があるからこそ、本当の喜びを知ることが出来る。
人生は、うまくいかない事ばかりである。しかし、同時に、挫折や、困難が己の人生を楽しませてくれていることにも、気づかせてくれる。常々思う、困難や、挫折は人生を楽しむ為のスパイスであると。
「何か困難や苦しいことがあっても、人は仕事に集中すればそれを忘れることができる。また、それをやり終えたあとには、非常なうれしさがある。」~本書より
■気配りと相手を思う心
冒頭にも書いたが、松下氏は本当に人を想い、心から気配りをする方だということが終始本書から伝わってきます。
そして、決して、驕らず、謙虚に、人を見る。
そして、その姿勢は単なる、文字によるアピールなどではなく、
実施が伴っていた。
「単なる形だけの、心ではないのである。」
そんな、松下氏の心に、社員、クライアント、日本が信頼し尊敬し、心から松下の商品を買っていた。
「松下幸之助と松下が売っていたのは、商品ではなく、気持ちだったのである。」
これに、まつわるエピソードはぜひ本書を手に取り感じてもらいたい!
その他、ここに紹介していない為になる言葉が多数まとめられています!
是非とも手にとって読んでみてください。
本当に勉強になりました!
ありがとうございます!
松下幸之助先生!
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松下幸之助さん、私もとても気になってます
早速明日にでも関連本探してみようと思います
まだ先ですがNHKでスペシャルドラマがあるようです
http://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/6000/89737.html
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コウママさん♪
コメントとドラマの情報有難うございます◎
是非ともチェックして、見てみようと想います◎
松下幸之助って、これまで、全く気にしていませんでしたが、凄く魅力的な人で、惹き込まれてしまいました!
オススメです!
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2011-07-27 水 00:22:28 |
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maharasa
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